【子供の好き嫌いあるある】いちご編|いちごが嫌いな理由と工夫した対策

好き嫌いエピソード

「子どもって、いちごが大好き!」と思い込んでいたのに…うちの子はまさかの「いちご嫌い」。

子どもの好き嫌いって、本当に予想がつかないし、理由も謎が多いですよね。

「どうして食べてくれないの?」
「無理に食べさせたほうがいいのかな?」
「工夫すれば好きになってくれるのかな?」


そんなふうに悩んだ経験、ママなら一度はあるのではないでしょうか。
今回は、我が家の長女が2歳のころに経験した「いちご嫌い」のエピソードをご紹介します。

・なぜ、子どもがいちごを嫌がったのか
・母としてどう対応したのか
・その後、食べられるようになったのか


同じように子どもの好き嫌いに悩むママが、少しでも「うちもそうそう!」と笑えたり、気持ちが軽くなったりしたらうれしいです。

子どもがいちご嫌いになる理由とは?ツブツブ問題に注目

「子どもはみんないちごが大好き!」


そんなイメージ、ありませんか?私もそう思い込んでいたので、2歳の娘にいちごを出したときは喜ぶ反応を見たくてワクワクしていました。
でも実際は、娘はしばらくお皿を見つめたあと一言。


「ママ、ツブツブ取って。」


……え?ツブツブ?


よくよく聞くと、いちごの表面に並んでいるあの小さな粒がイヤだったのです。味が嫌なのではなく、見た目や食感がどうしても気になるらしい。


「子どもの好き嫌いって、大人には理解できない!」と頭を抱えた瞬間でした。
その日は仕方なく、包丁で表面の赤い部分をそぎ落として食べさせました。

いちごのツブツブが嫌な理由は?

「なんでいちごのツブツブがイヤなの!?」
そう思った私ですが、よく考えると二つ心当たりがありました。

・初めて丸ごといちごを出したこと
・長女が言葉をしゃべれるようになったこと。

初めて丸ごといちごを出したこと。

今までは刻んで食べさせていたので、ツブツブの存在をそこまで意識しなかったのかもしれません。

小さいうちは気づかずに食べていたけど、丸ごと見た途端に

「何かいや!」

となった可能性は大。

長女がしゃべれるようになった

離乳食の頃は「食べない=お腹すいてない?」「味が嫌?」と推測するしかありませんでした。けれど言葉が出てくると、ハッキリ理由を主張してきます。


我が家の長女も、

長女
長女

ツブツブがイヤ!

と断固拒否。
さらにその後は「ふりかけのゴマも取って!」とまで言い出しました。どうやらツブツブ全般が苦手だったようです。


子どもの好き嫌いって、大人からすると「え、そこ!?」と意外なポイントで始まりますよね。

いちご嫌いな子どもへの母の対策|無理に食べさせない選択

子どもが「いちごのつぶつぶがイヤ!」と言い出したとき、私がとった方法は 無理に食べさせないことでした。


理由はとてもシンプル。
1.いちごが食べられなくても困らない
 いちごは季節の果物で、毎日食卓に並ぶものではありません。給食や園生活で出る頻度も少なく、「食べられなくて大問題!」という場面は想像しにくいんですよね。

2.赤い部分を削ぐ作業が大変すぎる
 「ツブツブ取って」と言われて、表面を薄く削いでみたこともあります。でもそれを毎回やるのは正直しんどい…。


しかも削られたいちごは、もはや別物。もったいなくて、削がれた赤いツブツブの部分だけ食べたら、さすがに私でもツブツブが気になりました(笑)。

3.高いいちごを無理に食べさせる意味はない
 いちごは決して安くない果物。せっかくなら「おいしいね」と笑顔で食べたい。嫌がるのにお金をかけて練習する必要はないな、と思いました。

こうして考えると、「無理に食べさせない」という選択はとても自然な流れでした。


好き嫌いの悩みは尽きないけれど「今は食べなくてもOK」と割り切るだけで、ママの気持ちもぐっとラクになります。

いちごを食べられるようになった工夫|いちごミルクで克服!

「無理に食べさせない」と決めたあと、しばらくはいちごを食べずに過ごしていました。
でもある日、思いがけず長女がいちごを口にできるきっかけが訪れたんです。


それが いちごミルク。


実は、長女のためではなく、自分が飲みたくて作ったのが始まりでした。
容器にいちごと牛乳、はちみつを入れて、ジューサーでガーッと一気に混ぜるだけ。ほんの数分でできあがります。


すると長女が「なに作ってるの?」と興味津々。


差し出すと、「飲んでみたい!」と自分から手を伸ばしました。


ひと口飲んで「おいしいね」。


その瞬間、

みのママ
みのママ

ジュースにすればいちごが食べられるんだ!」

と気づきました。


もちろん、完全に克服したわけではありません。ツブツブはコップの底に沈むので、舌触りが気になりにくいだけ。でもそれで十分。はちみつの甘さも手伝って、長女にとって「いちご=ちょっとおいしいもの」に変わったようです。


たまにいちごミルクを作ると「のむ~」と寄ってきます(笑)

無理に食べさせなくても、“きっかけ”さえあれば食べられる日が来るのかもと実感しました。

愛用の調理アイテム「バーミックス」で時短&工夫

ちなみに、このいちごミルクを作るのに使ったのが「バーミックス」という調理器具。
1台で何役もこなしてくれる、我が家のご飯づくりの救世主です。
好き嫌いっこの工夫だけでなく、忙しいママの時短アイテムとしても大活躍。
詳しい使い方や魅力は、また別の記事でご紹介しますね。

現在はいちごを食べられる?11歳になった長女の様子

あれから何年も経ち、長女は今11歳。
「いちご、もう食べられる?」と気になるところですが…
結論からいうと、食べられるようにはなりました。

でも好きではありません(笑)

いちごを出すと、数粒だけ練乳をたっぷりかけてパクッ。
それで満足のようです。「食べられる=好きになる」とは限らないんですね。

でも、昔のようにツブツブを気にして食べられなかったころを思うと、ここまで来たことだけでも大きな成長だと思います。

まとめ

今回は、長女の好き嫌いエピソード【いちご編】をお届けしました。


「子どもならみんないちごが好きなはず!」と思っていたのに、まさかの拒否…。そんな意外な反応に戸惑うこと、ありますよね。


好き嫌いに直面したとき、
「無理に克服させるべき? それとも見守る?」
親としては悩みどころですよね。私もいろいろ工夫してみたけれど、思った以上に大変なことも多かったです。


でも、同じように悩んでいるママさんが「うちだけじゃないんだ」と少しでも気持ちが軽くなればうれしいな、と思いながら書きました。


完璧じゃなくてもいいし、時には笑い飛ばしながら乗り越えていければ、それで十分。食卓が楽しい時間であれば、それが一番ですよね。


我が家の好き嫌い奮闘記はまだまだ続きます。
次回は「チャーハンの玉ねぎ編」。どうぞお楽しみに!

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