プチトマトって、本当はお弁当や夕食の救世主。ママにとっては強い味方なのに、子どもがなぜか食べてくれない…。
見た目はかわいいのに、酸っぱさや皮の食感がイヤで「いらない!」と言われてしまうことも。
「栄養あるのに…」
「切らなくても済むから助かるのに〜」
「食卓が彩りよくなるのにな〜」
そんな気持ち、ママなら一度は抱いたことがあるのではないでしょうか。
今回は、我が家の長女が“食わず嫌い”だったプチトマトを食べられるようになったエピソードをご紹介します。
- なぜプチトマトを嫌がったのか
- どうやって食べられるようになったのか
- サラダが鮮やかになった喜び
同じように「プチトマト問題」に悩むママが、少しでも気持ちがラクになったら嬉しいです。
プチトマト嫌いの長女エピソード

「うちの子も好き嫌い多すぎて…」
「一度イヤって言ったら絶対食べないんです」
そんなお子さん、きっと少なくないですよね。
わが家の長女もまさにそうでした。
「食べない!」と決めたら、何を言っても
絶対に食べません…
自閉症の影響もあり、食感にとても敏感な長女。
こだわりも強いため、一度「たべません!」と認定された食材は徹底的に拒否。
ある意味、人に流されない芯の強さを持っているんですよね(笑)。
そんな長女が拒否リストに入れていた食材のひとつが、今回のテーマ「プチトマト」でした。
食べたことはないのに拒否する「食わず嫌い」です。
ちなみにパスタのトマトソースやケチャップは大好きなのに!
プチトマトを食べたきっかけ|お友達からの一粒

長女が初めてプチトマトを口にするきっかけは、お友達からのおすそ分けでした。
おすそ分けで思わぬチャンスが到来
小学1年生の時、長女の友達が栽培したプチトマトを持ってきてくれました。
「頑張って育てたんだ!食べてみてね!」
そう言って笑顔で長女にプチトマトを渡しました。
ニコニコしながらお礼を言って受け取った長女。
家の中に入って頭を抱えました(笑)

「どうしよう〜!!プチトマト食べれないのに。」
お友達に感想を伝えるために、食べなければなりません。

これは、もしや、チャンスでは!?
私は、心の中で長女がプチトマトを口にするきっかけができたとガッツポーズ。
プチトマトに挑戦させようと、さりげなく声をかけます。

一生懸命作ったものをくれたから食べてみないとね!

そうだよね~。食べてどうだったか言わないと…
長女は真面目なので「食べたふり」はできないのです(笑)
初めて食べたプチトマトの感想
プチトマトを初めて口にしたときの長女の反応は、母としても驚きのものでした。
「ママ、おいしいんですけど!?」意外な反応にびっくり

プチトマトをきれいに洗って、一つお皿にのせました。
しばらく見つめた後、思い切ってパクリ。

・・・!?ママ、おいしいんですけど!?
長女がプチトマトを克服した瞬間です。
あまりにあっけなくて、私もびっくりしました。
お友達からもらったプチトマトは、太陽をいっぱいに浴びてとっても甘かったです。

プチトマト、とってもおいしかった!ありがとう!
と伝えると、お友達もとても喜んでくれました。
さらに「実は今まで食わず嫌いで食べられなかったんだけど、初めて食べられたの」と正直に話すと、ますますうれしそうな表情を見せてくれました。
現在11歳の長女はプチトマトを克服?
現在11歳になった長女。プチトマトは好きなようです。
毎日のサラダに欠かせない食材へ成長
毎日食べるサラダの中にもプチトマトが入っています。
プチトマトが入っているだけで、サラダも華やかになり、母もうれしいです。
子どものお気に入りのプチトマトメニュー
今、長女にはお気に入りのプチトマトメニューがあります。
モッツァレラチーズと合わせたおしゃれサラダ

プチトマトを、一口サイズのモッツァレラチーズと合わせてバジルソースで和えたサラダ。ちょっとおしゃれで、大人のおつまみにぴったりな一品です。
実は私が自分用に用意したものを、長女がつまみ食いして気に入りました。
それ以来、食卓に並ぶと子どもも喜ぶ定番メニューのひとつになっています。
まとめ|子どもの好き嫌い克服は思わぬきっかけで

今回の好き嫌いエピソード【プチトマト編】いかがでしたか?
子どもの好き嫌いって、「どうやって克服させよう?」と悩んで工夫しても、なかなか思うようにいかないことがありますよね。
でも、今回のプチトマトのように、思いがけないきっかけでスッと食べられるようになることもあります。
「そんなあっさり克服できるなら、今までの悩みは何だったの…?」
と拍子抜けする気持ち、好き嫌いっこのママならきっとわかってくれるはず(笑)。
でも、それも子どもの成長のひとつ。無理に食べさせるより、自然なタイミングを待つのも大事なんだなと実感しました。
焦らなくても大丈夫。
いつか「食べてみようかな」と思える日がくるかもしれません。
…いや、正直なところ、自閉症の子はその「いつか」が来ない可能性もあるんですよね(笑)
だからこそ、「どうかその日が来てほしい〜!」と願うのが、親としての本音だったりします。
好き嫌いっこのママさん、のんびり頑張りましょうね!



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